世界三大紅茶の一つ 「キーマン」 |
すべてのお茶のルーツは中国にあります。イギリスや世界各地で飲まれている紅茶も、最初は中国だけで作られ、ヨーロッパへ輸出されていた歴史があります。古くは、福建省の緑茶や烏龍茶がヨーロッパを含む世界各地に売られていたのですが、17世紀以降、ヨーロッパ人の好みに合わせて、福建省では、紅茶の生産を開始。ヨーロッパへ大量に輸出されるようになります。福建省の成功にならい、1875年ごろから、安徽省祁門でも紅茶を開発。徐々に世界的な評価を高め、1915年パナマで開催された世界食品展(モンドセレクション)で金賞を受賞。現在では、インド産のダージリン、スリランカ産のウバと並んで、世界三大紅茶の一つに数えられています。 |
蘭の花の香りに 芳醇な味わい |
「祁門工夫」の一番の特徴は、その香り。その芳しさは、しばしば蘭の花に喩えられるほど。味は、しっかりとしたコクがあり、濃厚で、蜜のような甘みが口に広がります。 |
ミルクや砂糖をいれずに まずはストレートで |
「祁門工夫」は、インドやスリランカの紅茶と違って、タンニンが少ないため、苦味がほとんどないのも特徴です。そのため、ミルクや砂糖をいれずに、まずはストレートで味わうのがお奨め。もちろん、紅茶自体、濃厚な味わいなあるので、2杯目からミルクを加えても。実際、イギリス人の多くは、「キーマン・ウィズ・ミルク」と呼んで、ミルクをいれて飲むのを好みます。 |